老犬

高齢化が急速に進んでいる日本。今や65歳以上の人が四人に一人となっていて、平均年齢は46歳ぐらいです。なので、日本人の半数以上は中年ということです。

そして、人間と同様に高齢化が進んでいるのが犬です。

犬も人と同様に長生きするようになり、高齢化が進行しているんです。

動物病院に行くと、10歳以上の高齢犬がたくさん診察に来ています。これって、人間の病院と同じ状況です。

今後ますます増えていくと予想される老犬。この老犬の世話をする時には若い犬と違って気を付けないといけないことがあります。

1、犬の健康状態

犬の健康状態は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

老犬になってくると体調をくずすことが多くなります。なので、日頃から健康状態をチェックすることが必要です。

・餌の食べ具合
・寝ている時間の量
・散歩での足取り
・おしっこの量や色
・うんちの量や色や硬さ
・呼吸の回数
・顔つきや目の状態
・体重
・etc

このようにチェックすると、「ちょっと、おかしいのでは?」ということに気づきやすくなります。

異変に気づいたら早めに動物病院に行き獣医さんに診察してもらうといいでしょう。思っても見なかった病気が潜んでいることがありますから。

また、定期的に健康診断をすると客観的な健康状態がわかるので安心できます。費用は検査内容によっても異なりますが一通りやると2~3万円程度です。

2、犬の餌の量と質

犬の餌の量と質は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

犬も人と同じで歳をとってくると食欲が落ちてきます。だから、餌を残してしまうのです。

ですので、食が細くなってきたら無理に餌を与えずに餌の量を減らしたり、食欲がわきやすい別の餌に変えてみるといいでしょう。

また、餌は高齢犬用のものがあるので基本的にはこれを与えるようにします。

しかし、高齢犬用の餌はあまりおいしくないので食べないこともあります。そのような時、複数の餌を混ぜて、食べやすい味に調整するといいです。

3、犬のトイレ回数

犬のトイレ回数は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

高齢犬になってくると、おしっこの回数が増えます。ですので、世話をする人が大変ですが、外に連れて行く回数を増やしてあげるようにします。

また、それができないならオムツなどをしてあげておしっこをもらしてもよいように準備してあげることが必要になることもあります。

ただ、歩ける犬だとオムツはいやがるのでできる限り外に連れて行っておしっこをさせてあげてください。

4、犬の散歩量

犬の散歩量は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

老犬にとっても運動は大事なので散歩をさせないといけません。歳をとると歩くことを嫌がるようになりますが、無理にでも歩かせないと足が弱ってしまいます。

しかし、若い時ほど長距離は歩けませんし、早く歩くことができません。だから体力に合わせて散歩の量は減らしていきます。

どのぐらい歩かせるのがいいかは一概に言えません。しかし、犬が少し疲れを感じるぐらいは歩いた方がいいです。

ただ、心臓が悪い場合は無理に歩かせるとよくないので、その場合は獣医さんと相談して、どのぐらい歩かせるかを決めるようにしてください。

5、犬の散歩道

犬の散歩道は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

歳をとってくると犬の足取りがおぼつかなくなります。ですので、ちょっとした坂道や段差があるところだと、登れなかったりつまずいてしまうことがあります。

ですので、散歩をする時には歩きやすい道を選ぶようにします。ただし、あまり見慣れない場所だと、おびえてしまうこともあるので、散歩は通い慣れた家の近くが無難です。

6、犬の寝床の環境

犬の寝床の環境は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

歳をとってくると寝ている時間がとても増えます。ですので、寝床にいることが多くなります。

そのため、寝床が汚れやすかったりするのでこまめに掃除をしてきれいにしてあげてください。

また、寒さや暑さに対して耐性が弱くなるので、暖かくしてあげるために毛布を用意したり、暑い時にはクーラーで冷やしてあげるなど、寝床が快適になるように気を付けるようにします。

7、犬のストレス

犬のストレスは、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

犬も歳をとってくるとできないことが増えてきます。なので人間が無理にやらせるとストレスを感じます。ストレスが増えると、健康状態にも悪影響となり犬が病気になりやすくなります。

また、飼い主にやって欲しいのにやってくれないことでもストレスとなります。飼い主は日頃から愛犬の顔つきや行動などを見て、何を望んでいるかを察してあげてください。

8、飼い主の覚悟

飼い主の覚悟は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

老犬になると世話が大変になります。ですので、犬が歳をとってきたら前もって覚悟をしておく必要があります。

また、病院で治療する回数が増えてくるのでお金の覚悟も必要です。できれば、犬の保険に入ったり、貯金をしておいて万一に備えるといいでしょう。

9、飼い主の健康

飼い主の健康は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

特に犬を介護する場合には飼い主が心身ともに介護で疲れてしまうことがあります。

もし、飼い主が倒れてしまったら犬の世話ができなくなり犬も生きていけなくなります。

このような状況になる前に、世話を手伝ってくれる人を探したり、最悪は預かってくれるところを見つけるようにしておくといいでしょう。すると、精神的にも楽になり世話を続けることができるはずです。

また、どうしても世話ができない時は無理をしないようにしましょう。介護状態になった老犬の世話はいつ終わるかわかりませんから。

10、犬に関する情報収集

犬に関する情報収集は、老犬の世話をする時、気を付けないといけないことです。

老犬の病気、老犬の体調の変化、老犬の介護など老犬になった犬の世話をする時に必要な知識があります。

これらを知っているのと知らないのでは、世話の質が全く違います。

知っていることで、老犬が気持ちよく暮らせたり長生きできたりするんです。

だから、飼い主は犬が歳をとってきたら情報を集めて知識を深めるようにしてください。

情報の収集先は、インターネット、動物病院、他の飼い主、本や雑誌などが主なものになります。

まとめ

老犬の世話で気を付けないといけないことは?老犬の世話10選をまとめたのがこちら。

1、犬の健康状態
2、犬の餌の量と質
3、犬のトイレ回数
4、犬の散歩量
5、犬の散歩道
6、犬の寝床の環境
7、犬のストレス
8、飼い主の覚悟
9、飼い主の健康
10、犬に関する情報収集

犬を飼っているといずれ老犬の世話をすることになります。

ですので、このことは覚悟しておかないといけません。ですが、前もっていろいろ情報を集めておくと、安心できるし前向きになれます。

犬を飼う場合には、飼い主同様に健康状態に気遣ってあげてください。そうすれば、老犬になっても元気な期間が長くなり、世話も楽になります。