犬はいまや多くの人が飼ってますよね。
散歩に行くと、必ずといっていいほど犬を散歩している人に出会います。
ですので、吠えてしまう犬だとなるべく他の犬に会わない道を探すのに一苦労ということもあるのいはないでしょうか。
犬の気持ちがわかればな~。こう思う飼い主は多いと思いますが、逆に犬は人間の気持ちがわかるのでしょうか?
犬は人の表情を読み取る
Dogs can tell the difference between a human’s happy and angry face, study reveals
こちらは、オーストリアで行われた研究です。
この結果によると、犬は人の表情を読み取ることができるようです。人の表情は、感情を反映しますから、要するに人の気持ちを読み取れるってことになります。
でも、このようなことは、犬を飼っていると経験的にもわかるのではないでしょうか。
例えば、犬が悪さをした時に犬を叱ると、人の表情や飼い主の声質などから、「怒っている」ということを理解して、犬は、ばつの悪そうな表情になります。
ただし、犬種とか犬の個性などの違いにより人の気持ちをどこまでわかるかは違うと思います。
いわゆる賢い犬とされる犬種の犬は、そうではない犬よりも人の表情、仕草、声などに敏感です。
犬と長く付き合うと気持ちが通じ合う
どんな犬でも長く付き合うと、やはり気持ちが通じるのではないかなと思います。
もちろん、すべてそうだとは言い切れませんが。
犬はお手とかお座りとか、簡単なしつけをするとやってくれるようになりますよね。
そして、飼い主の声や表情なども毎日見ています。
なるべく、可愛がって欲しいと犬は思っていますから、しっかりとしつけをすれば、飼い主が嫌がるようなことはしなくいなります。
そして、飼い主が喜ぶように行動をしますから、結果的に飼い主の気持ちによりそうことになります。
猫は犬と違って気まぐれ
では、猫は人の気持ちがわかるのでしょうか?
猫は犬よりも人にはなつきません。しかし、猫は飼い主の表情、仕草、言葉などに注意を向けています。
そして、人の気持ちに反応しているのではないかと思うような行動をすることがあります。
ですので、猫は犬ほどではありませんが、人間の気持ちがわかると考えられます。
ただし、猫は犬よりも気まぐれなので、声をかけてもなかなか答えなかったりします。でも、この気まぐれなところが犬と違った魅力でもありますね。
まとめ
犬は、人間の気持ちがわかると考えた方がいいです。
ただし、人が人の気持ちがわかるのとはやはり違います。人は言葉が話せますからね。
ですが、犬は言葉を話さなくても表情や目で、人に癒やしを与えてくれます。
実際、メラビアンの法則によれば、人のコミュニケーションでも非言語のコミュニケーションは言語のコミュニケーションよりも影響が大きいそうです。
人間と犬、昔からお互い助け合ってきました。その絆の深さは、お互いに気持ちが通じ合うことから来ているのかもしれません。