犬と飼い主が初対面。お互いに緊張感がありますよね。
でも、それは最初だけ。時間が経つにつれてお互いに慣れてきて、よい関係を作ることができます。そして、一緒にいることが当たり前となります。
でも、飼い主以外の人や犬に対しては敵とみなして吠えたり、怖がってしまうことがあります。
これってなぜなのでしょうか?
犬は人見知りをするのか?
犬によって違いますが、犬も人と同じように人見知りをします。
気が弱い犬だと、他の犬や他人に出会うと逃げようとします。知らない犬や人が怖いのです。
これは、恥ずかしがり屋の人間の子供と同じ行動です。
ただし、オープンな性格の犬だと人見知りはありません。はじめて出会う人や犬であっても平気で近づいてきます。
この時の犬は、他の犬や人を怖がりません。むしろ、好奇心が強くて近づきたくでしょうがないのです。
このように人見知りをするかどうかは、犬によって差があります。
人見知りの原因は?
人見知りの原因は大きく2つあると思います。
(1)犬の性格
(2)飼い主の飼い方
まず(1)ですが、犬は一匹一匹性格が違います。気の強い犬、弱い犬、性格が優しい犬、性格が荒い犬などいろいろです。
人見知りが激しい犬は寂しがり屋で気が弱いので、他の犬や人から身を守ろうとして臆病になっているのです。だから、飼い主やその家族と接するのと同じようになるのには、時間がかかります。
次に(2)の飼い主の飼い方。飼い主が家の中ばかりで育てて、外にあまり散歩に行かせないと、他の人や犬に慣れないので人見知りになりがちです。
また、飼い主自体が人見知りだと、自分が他人に会いたくないので外に散歩にあまり行かないというケースもあります。
つまり、飼い主と飼い犬は似てしまうのです。
人見知りをしたらどうするか?
人見知りをするのは、怖いからです。
なので最初は無理に人見知りを直そうとはしないほうがいいでしょう。人見知りを解消したいなら、徐々に他の犬や人に慣れさせる方がいいです。
例えば、散歩の時にいきなり犬や人に近づくのではなく、一定の距離を保ちます。これを続けることで、徐々に犬や人に対する警戒感が薄れてきます。
もし、怖がってしまったら無理に近づけるのをやめたほうがいいです。あくまでも愛犬が気持ちよく相手に近づけるようにします。
場合によっては根気が必要かもしれません。
まとめ
犬が人見知りをしてしまっても、あわてることはありません。特に小さいうちは無理をしないで徐々に他の人や犬に慣れさせるほうがいいでしょう。
すでに大きくなってしまった場合ですが、無理に人見知りを直すのではなく愛犬の望むようにしたあげたほうがいいです。大きくなって直すのは難しいからです。
ですので、人見知りにならないように子犬の頃になるべく散歩をたくさんして他の人や犬に慣れるのがよいと思います。
これって、飼い主の人見知り解消にもなるかもしれません^^。