犬の散歩をしている時、困ることがあります。
その1つが犬に向かって吠えてしまうことです。
自分以外の犬は敵?
犬が通り過ぎる犬に吠えてしまうことは、よくあることですよね。
この理由の根本にあるのは、「恐怖」です。
犬にとって他の犬は、自分の存在を脅かす存在だと思っているのです。
だから、恐怖感を感じて吠えるのです。
吠えることで、相手を威嚇してなんとかこの恐怖を解消したいと思っているのです。
つまり、反射的に通りすがり犬を敵として見ているんです。
他の犬に吠えさせないためには?
とりあえず吠えさせないようにするには、他の犬と距離をとることです。
遠くに他の犬がいるなら、吠えません。
近くに他の犬がいても吠えないようにするには、
「他の犬は敵じゃない。だから怖くない」
こう思ってもらう必要があります。
これには時間が必要です。
まずは、吠えたら落ち着かせるように座らせます。
そして、ずっと吠えずにいたらおやつをあげるようにします。
これを繰り返すと、徐々に慣れて吠えなくなります。
根気がいりますが、他の犬について恐怖感をなくそうとしたら時間がかかるのはしょうがないことです。
また、犬の性格によっては、どうしても他の犬を怖がって吠えてしまうことがあります。
そんな時には無理に吠えないようにせずに、他の犬との距離をとってあげた方がいいです。
飼い主に吠えてしまうのは、なおした方がいいですが、他の犬に吠えることなら、必ずなおさないといけないってことでもないですから。
犬の社会性の向上
本来、犬は犬と一緒に暮らしますが、飼い犬は人と一緒に暮らします。
ですから、他の犬との社会性が身につきにくいです。
その証拠に、人には吠えないが犬にだけ吠えるということが多いのです。
うちの犬(中型犬)も、人に吠えることはないですが、他の犬や自転車やバイクに向かって吠えたりします。
これは、なかなかなおらないので今は特にそのままにしています。
まとめ
犬が通りすがりの犬に吠えるのは、ある程度しょうがないです。
直せるなら直せばいいですが、無理強いはしなくてもよいと思います。
なるべく、犬同士がバッティングしないようにすればいいだけですからね。